2009年1月28日水曜日
[レビュー] GOLDWIN - アクティブウインターグローブ
■メーカー:GOLDWIN (ゴールドウィン)
■品名:アクティブウインターグローブ
冬のライディング用に買った手袋。¥5,750-也。
冬用のグローブって言うと一般的に分厚くて手を動かしづらいイメージがあった。
でもバイクに乗る以上、アクセルからブレーキ、灯火類の操作は全て手から行うので、
いくら暖かくても動かしづらいのはNGだ。だからスキーやスノボ用は基本的にやめておいたほうが良いのである。
薄くて手を動かしやすくて暖かい、なんて都合のいい製品は普通に作っていては到底できっこない。なので、バイク用グローブの多くがそれぞれ違う性質を持つ異素材を組み合わせて作られている。
このグローブは甲側にネオプレーンという発泡ゴムを使っていて、よく伸びて動かしやすく、水分や熱を通しにくい。バイクに乗っていると主に甲側が風を受けて体温が下がるので、これはとても良いと感じた。
手の平側はアマーラというクラレ社製の人工皮革で、比較的薄いので、操作性は良好。
内面は毛足の短いボアになっていて、そこそこ暖かい。中に防水透湿フィルムが使用されているので、蒸れでベタベタになったことは無い。
と、ここまでいいことばかり書いたけど、いくつか欠点も。
手の平側の生地が薄いのは良いのだが、それが災いしてか手の平側から熱が逃げる。グリップが熱を通しにくいゴムであると言っても、その内側はキンキンに冷えた鉄のパイプである。(アクセル側は間にもう一層あるけど)
なんで、ギュッとグリップを握って乗っていると間違いなく手の平側から冷える。ゆるーく持っておけば多少はマシだけど、グローブとグリップの間に空気が入り込むわけなので、そのうち冷える。
実体験から言えば、気温5℃~7℃前後で、1時間走ると限界だった。
ゴールドウィンのサイトを見ると、「防寒ライトタイプ」に分類されているので、「そこそこの防寒で動きやすく」と割り切られているのかもしれない。是非「防寒ヘビータイプ」の使用感を聞きたいものである。
以下まとめ、5段階評価。
装着感:5
暖かさ:3
値段の安さ:4
良い所 (*゚∀゚)bΣ
・生地が全体的に薄くて手を動かしやすい
・その割にそこそこ暖かい
・蒸れにくい
・雨が降っても濡れない
・値段が比較的安い、コストパフォーマンス良し
悪い所 (#´A`)p゛
・長時間走ると手の平が寒い
・(個人的に)他の指はピッタリなのに親指だけ少し余る
・(個人的に)デザインがカッチョワルイ、カラーバリエーションが寂しい
少し前から思ってたんですけどね、「甲側の防寒が確保されてる・手の平側は寒い(つまり熱を通しやすい)」。これってグリップヒーター使うときに最適じゃないの!?
グリップヒーターってその名の通り、グリップが結構な熱さになって手の平ポカポカなグッズなわけだけど、手の平側までガチガチに防寒仕様なグローブをつけていると熱を通さないせいで、グリップヒーターの効果が薄くなるのね。
アクティブウィンターグローブ+グリップヒーターだと、風からの防寒を完璧にこなしつつ、手の平にはしっかり熱を通すというゴールデンタッグになる予感。
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