2009年4月19日日曜日

ついに ねんがんの トルクレンチを てにいれたぞ!

バイクや車はボルト・ネジの一本一本に締め付ける力が決まっている。
それが締め付けトルクというもので、強すぎると締め付け先を割ったり歪めたり、弱すぎると緩んできたりする。
適当なところは適当でもいいんだけど、たとえばドレンプラグボルト(エンジンオイルを抜くボルト)なんかは、緩むとエンジンオイルが漏れてくるわけで、重要なところはこれ以上なく重要な要素なんである。

例えばバイク屋とかの職業メカニックの方々は手でそのトルクを覚えてしまっているというのも珍しくない。
以前自分で整備をする、と言ったはいいものの、サンデーメカニックなこともあり、締め付けトルクなんて感覚で覚えるのに何ヶ月かかるのよ…と気付いた。
そんなわけで指定トルクで締め付けができる「トルクレンチ」を手に入れたのだ。

自宅近くのアストロプロダクツという工具専門チェーン店で買ってきた。
買ったのは東日製作所のもの。16600円也。工具って意外と高いのよ…
指定可能なトルクの範囲は5Nm~40Nmで、日常使うには十分だろう。
ソケット類はKTCとコーケン製。
ソケットは精密なやつを使わないとネジやボルトが舐めて(潰れて)しまうので重要である。



窓から見えるのが主トルク表示、下の丸い部分に書いてあるのが副トルク表示。
下の丸い部分を回して指定トルクを調整する。
主15Nm+副2.5=17.5Nm という風に、主トルク+副トルクが指定トルクになる。


黒いソケット取り付け部のすぐ下にあるのが締め/緩めを切り替えるスイッチ。このへんはラチェットと同じ。指定と逆方向には空転するので、いちいちボルトから外して持ち直さなくても連続で締められるという奴である。

一番下のでっかい蝶ねじのような奴を締めるとトルク調整部が固定される。

これで日常点検はバッチリだね(?)

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