2010年1月11日月曜日

[バイク] リアハガーに四苦八苦 後編 ※画像多

カスタムパーツの装着・使用は自己責任でお願いします


続き。


状況はまた振出しに戻った。

国内のメーカーだとやはり欲しいと思える形のものがなく、
また値段もビックリするものばかりで、
当然の如くリアハガーをつけたという情報もほとんどない。


デイトナを購入する以前、
海外のサイトでCBR600RR専用の情報交換用掲示板があって、
それをちょくちょく覗いていたのだけれど、
それにはトライアンフの675シリーズ版もあることを知る。
Triumph675.Net

そこを見ていると、
至る所にカーボンパーツをつけたデイトナユーザーの投稿があった。
リアハガーもよくある横まで覆うデカいのではなく、
結構スッキリしたもので、なかなかよさげ。

どこで手にいれたのか気になったが、
「このカーボンパーツは全部CarbonUKで買ったぜ!」
と既に書き込まれていたので、
早速CarbonUKなるネットショップをチェック。


なるほど、デイトナやストリートトリプル、スピードトリプルのカーボンパーツは
ラインナップが結構豊富なようだ。
気になる品質は…中国のように酷くはないだろうけど気になるので調べてみると、
ショップの概要のところにこう書いてあった。

「私たちのカーボンファイバーに対するノウハウは、
 イギリス選手権における8年間のレース活動を基板としており、
 (中略)
 私たちのポリシーは、私たち自身で実際に所有している
 モデルのバイクの商品だけを開発することです。

 これは、私たちが知識について協議し、
 様々な年式のモデル間の相異部分を把握し、
 出来る限りミスをなくす、たったひとつの方法なのです」(意訳)

なんという職人魂…
PayPalも使えるし、装着している前例があったので迷わず注文。
Carbon Fibre Extended Rear Hugger
(ストリートトリプル純正の形状から長さを5センチほど伸ばし、
 泥除け性能を上げたタイプ。スイングアーム形状が同じなので、
 ストリートトリプルでもデイトナでも問題なく装着できる。)



そして先日9日に届いたのがこれだ。
年越し前に注文したのだが商品到着まで二週間ほどかかった。
送料込みで当時のレートで14,000円くらい。


なんという気合の入った梱包…丁寧な説明書付き。

SkidMarxの形状のものよりもスッキリしている

純正=約82g これ=約175g 香港から買った奴=約268g

長さが全然違う。これみたら純正品は安っぽいし短いしで涙出てくるね。
軽いのはいいんだけどね。



で、いざ取り付けにかかると、またしても問題発生!
(俺ほんと多いなこういうの・・・勘弁して欲しい)

なんか普通に取り付けたのに妙に歪んでる。
説明書にはボルト3つ外してボルトオンのはずなのに・・・

「これはハンドメイドで、その上しなやかですので、
 ごく稀にネジ穴の位置に微妙な誤差があることがありますが、
 その場合はネジ穴を広げるなりして対応してください。」

いやいや誤差ってレベルじゃねーぞ!
と思ってよく見たら、スイングアーム内側の
リアブレーキホースのクリップを固定しているキャップボルトに
リアハガーのでっぱりが押されて全体が歪んでいるようだ。
説明書によるとそこのボルトは外さなくて良いはずだが・・・

ハガーを取り外してみると、そのでっぱり部分には丸くマークした後があった。
そこでピンとひらめいた。
職人が穴を開けるのを忘れたのだ。
商品のページをよく見てみると、やっぱり穴が開いている。
たぶん普段は穴が開いているんだろうと思う。



送り返すのもなんなので、めんどくせーなーと言いつつ
工作・プラモ用のリューター+どんぐり型ドリルビットで穴を開けることに。
こういうのは一本あると便利だね。
プラモを売っているお店なら多分1500円くらいからのものが置いてあると思う。


右下に向けて出っ張ってる部分が今回の犯人

リューターで穴を開ける。穴開け途中の図。


キャップボルトの頭が通るくらいの大きさの穴を開けて、リベンジ。
ブレーキホースクリップのボルトの頭を穴に通してから、ボルト3箇所を止める。
念のためロックタイトを塗っておいた。
今度は見事に上手くいった。


真横からの図

角度が若干違うのだが、雰囲気だけでも伝われば。


以下全体像






走行してみたところ特に異常なし。
1センチ以上マージン取ってるみたいだし、
タイヤ替えても大丈夫だろう。

ストトリ純正がただのプラで12,000円もするところを、
カーボン製で、しかも泥除け性能高いものが14,000円で買えるのだから、
たとえそれがウェットカーボンでも凄いお買い得だと思う。
(ストトリ純正使ってる人いたらすいません。
 いやでも軽いという点では純正には敵わないと思うのですよ。たぶん。)


リアハガー交換は値段の割りに効果絶大だと思うのでオススメです!


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おまけ

2010年1月10日日曜日

[バイク] リアハガーに四苦八苦 前編


どう考えてもハガー違い


以前行ったトライアンフのサーキットミーティングというのは、
他人が乗っている(自分と同じ)バイクを見る絶好の機会なのだけど、
その時に確信したことがあった。
それは、デイトナ675はリアハガー(リアフェンダー)がかなり貧弱だということ。

当日の午前中がウェット~ハーフウェットの中で走ったのはレポートした通りだけども、
そのせいか、跳ね上げた水でスイングアーム周りがドロドロになっていた。
自分のバイクだけかと思っていたのに、よくよく観察してみると、数ある車種の中で
デイトナ675「だけ」がみんなやたらとドロドロなのだ。

で、他の車種となにが違うのかと考えてみたのだが、
いや、正確には考えるまでもなかったのだが、
「リアハガー(リアフェンダー)が小さい」ということだ。

画像を見てもらえばわかるように、本当に「気持ち程度」の代物がついている。
むしろあってもなくても同じだと思う。



なにこれふざけてるの?


まぁ、基本的に雨の中では走らない人間なので、
そこまで神経質になることもないかとそれまでは思っていたのだけれど、
当日豪雨の中を岡山まで行ったという事実もあったし、
突然の雨だとか、雨だけに限らず跳ね上げた小石が
リアショックに当たって傷付くというのもあるらしいので、
「これはどげんかせんといかん」と思ったのである。

ちなみにウェットのサーキットを走るまでもなく、
到着した時点でポン吉のデイトナはドロドロでした。



で、いろいろ情報を集めてみると、兄弟分のストリートトリプルの
純正品のリアハガーがポン付けできて、
デイトナのものよりも少し大きいので多少マシになるとのこと。

そこでお値段を聞いてみると、12,000円弱!
あんなペラペラのプラスチックに12,000円も出すなんて
納得いかなかったので、さらに情報収集することに。


某Y!オークションで検索してもなーんにも出品されていないので、
海外のオークションで有名なeBayで検索したら、デイトナのパーツが出るわ出るわ。
もちろんありました。デイトナ675のリアハガー。しかもカーボン製。
さらにクリスマスセールでお値段が100ドルを切っている。
送料込みで当時のレートで11,000円くらい。

ちなみに国産や純正のカーボン製を買うと30,000円とかします。

これは買うっきゃないだろと、
eBayに登録しーの、PayPalに登録しーのして、
Buy Now!というボタンをポチったわけです。
これが悲劇の始まりとは誰も知る由もなかった…



五日後。
香港から発送とはいえ結構早い到着に驚きつつ、嬉々として箱を開けてみる。
が、なんというか…まず包装がびっくりするぐらい簡素。
プチプチじゃないんだけど、薄いスチロールシート?みたいなので
グルグル巻いてあるだけ。
そしてリアハガー自体は素人目にみてもわかるくらい歪んでいる。
しかもよく見るとカーボンがヨレている部分があったり、
ネジ穴の部分の仕上げが汚かったりと、嫌な予感がプンプンしていたのだった。

まぁそれはそれ、無事取り付けられるならいいじゃないの、と早速取り付けにかかる。
うん、結果としては予想は悪い意味で大当たり。
どう見てもタイヤと干渉してます。本当にありがとうございました。


一見綺麗に見えるのがチャイナマジック


綺麗だろ?めりこんでるんだぜこれ。

タイヤ「イヤーッ!ハガーさんが私の中に入ってくるぅ!」 ハガー「グェーハッハッハー!」


もう怒りが有頂天だったので外した。速攻で外した。
んでクレームのメッセージを販売者に送ったのだった。

「あんたらのハガーのせいでうちのタイヤがエライこっちゃじゃねーか!
 どうしてくれんだよ!
 あんたらがその気なら『非常に悪い』の評価つけちゃってもいいんだよ?
 ん?どうなのかね?」

なんて強気なメッセージをチキンなポン吉が送れるはずもなく、とても丁寧に
「残念ながら取り付けできずうんぬんかんぬん」
と送ったらこれまた次の日くらいには
「ゴメーンネ」というメッセージとともに全額返金されていた。
eBayだと評価が直に売上に響くので、こういう点はしっかりしている所が多いようだ。

外したリアハガーも丁寧に梱包して送り返した。
送料1200円ちょっと。もっと高いと思ってたので拍子抜け。
買ったときは送料30ドルも取りやがったくせに…ボりすぎだろ…
と思ったのはここだけの話。

まぁ、全部ひっくるめて考えても、被害額1200円と休日半日くらいで
知識と、経験と、eBayの評価1と、話のネタを得られたんだから総合してプラスかな、と。
なんにせよ良かった。


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上では書かなかったけれど、実は中国からの商品という時点である程度覚悟はしていた。
というのも、「中国製カウル買ったけど取り付けできねー!!」というような報告が
他車種でも多く上がっているのを知っていたのだ。

それでも買ったのは、見た目がどう見てもSkidmarxというイギリスで有名な
外装メーカーの商品とそっくりだったので、
どっかのルートから入手して売ってるのかと思って、
返品可能なのを確認して買ったのだ。

結局、劣化コピー品だったわけだけど。
こんなマイナー車種のニッチな商品までコピーするとは恐れ入った。
完璧にコピーできてないところが彼らの詰めの甘いところだけど。
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これじゃ引込みが付かないポン吉は次の手を打ちます。
続く。

2010年1月4日月曜日

[食べ物] 大根 → おろす → 辛くて悶絶

奥さんご存知!?
大根って外側よりも中側の方が甘いんですって!!

まぁちょっと前にタイトルのようなことがあったんですが。
調べたところによると、大根の辛味成分というのは
おろしてから時間経過で増えるらしい。

そしてその辛味成分というのは中のほうよりも、
外の皮に近い部分のほうが多く含まれているらしい。

ということは、
皮部分の割合が必然的に多い先っちょを避けて、
大根の葉っぱがついてる方の、中の方をおろしてすぐ食べれば
甘くて美味しい大根おろしが食えるというわけだ。

逆に辛いのが良い場合は外側ばっかりおろせば良いと。


そんな鍋の季節に嬉しいガッテン情報でした。ちゃんちゃん♪