2008年11月23日日曜日

なぜ2ダボなのか?

CBR250RR、通称ニダボ、ニダブ。250ccというのと、ダブルアールを英語読みするとダボーと付くことかららしい。ちなみに400RRはヨンダボである。


正直言ってなぜ普通二輪免許をとったのかよりも思い出すのに苦労するw
とりあえずホンダ党な自分はホンダというのは決めていた。車もバイクもホンダ党である。


形状は元からネイキッドよりもスーパースポーツ(レプリカ)のが好きだったのと、バイクのレース等を見ていた関係で、多少なりとも憧れを持っていたためスーパースポーツに決めた。アメリカン乗りには申し訳ないがアメリカンは全く持って眼中になかった。


インターネット版GooBikeとかBikeBrosで調べてたら、RVFやらVFRやらCBR400RRも候補に挙がったが、最初のバイクということで、低燃費であること、軽くて扱いやすいこと、車検がいらないことなどから、250がいいだろうということで、CBR250RRとNSR250Rに絞ったのだけれど、NSR250Rは2ストローク車で、パワーはあるがじゃじゃ馬で初心者には厳しい、プラグが被りやすいので整備にもお金が掛かる、排ガスがオイルまみれなのでマスツーリングに難あり(前を走れない)、などの理由で4ストローク車のCBR250RRにした。


そしてこのCBR250RR、調べれば調べるほどに魅力的な車種だということが分かってきた。
スーパースポーツの割りに超がつくほど足つきが良いこと、「音も性能のうち」と言わしめるほどいい駆動音を発すること、発売されて18年経つ今でも4ストローク車としては最速とされる加速力、低重心設計のお陰でヒラリヒラリと曲がれるコーナリング性能、高回転型の割りに丈夫な駆動部、乾燥重量142kgと取り回しやすいこと、今でもこのクラスでは中古市場で出回る数が比較的多いこと…などなど、挙げ出したらキリがないが、とりあえず初心者にピッタリなのである。そして慣れてきた中級者上級者にとっても楽しめる車種なのである。


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免許を取る2週間ほど前の10月下旬、中古CBR250RR巡りをしていたところで今の個体に出逢った。カラーリングからして間違いなく90年式、20年近く前の個体にも関わらず、多少のスリ傷はあるもののボロさを全く感じさせず、凛としたオーラさえ感じた。見る限り、長期間使われていなかった証拠にタイヤはヒビが入っていたが、錆などもあまりついていない。それまで見てきた個体とは明らかに違ったのである。あらかじめケータイに入れておいたチェックリストを片手に個体を細かにチェックしていると、頼んでもないのに店主がエンジンをかけてくれた。1発でかかるのは勿論、吹け上がりも軽く、レッドゾーンあたりまで回してくれないかと頼むと快くやってくれた。全然問題なし。


店主曰く、本当にたまたま業者用オークションでいい個体が安い値段で手に入ったのだそうだ。最初はエンジンがかからず、キャブレターのO/Hと切れていたアクセルワイヤーを交換したら絶好調になったんだそうだ。
購入時にはプラグ・ブレーキオイル・エンジンオイルも無償で交換、3ヶ月の保証付き。


店に行くまでは、相場と比べて明らかに値段が安いのでてっきり値段なりにボロいのかと覚悟していたのだが、良い意味で肩透かしを食らった。結論から言うと本当はあと1,2回来店して決めようと思っていたのだが、その場で即決してしまった。晴れて免許を取る前からオーナーになったのである。

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